口内炎についてのお話
こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!
この記事では「口内炎」について詳しくお話していきます。
◼️口内炎とは
お口の中の粘膜に起こる炎症を総称して口内炎といいます。口内炎といっても種類や症状はさまざまです。粘膜に赤い斑点や炎症、水泡やひび割れなどが見られたり、
炎症が強いケースだと、表面が白く濁り、唾液がねばついて口臭トラブルが起こることもあります。口内炎になると、刺激の強い飲食物を口に入れるとヒリつき、痛みを感じやすくなるのも特徴です。腫れが酷いと味覚にも影響が出て食事が楽しめなくなってしまい、ストレスに感じてしまいます。
◼️口内炎の種類や原因
先述したように口内炎にも種類があります。
・アフタ性口内炎
口内炎のなかでも最も多いと言われるもので、ストレスや疲労、睡眠不足によって免疫力が下がったり、栄養不足が原因で発症します。特に口内炎はビタミンB2が欠乏するとできやすくなります。症状としては縁が赤くなった2〜10mmほどの白くて丸い潰瘍が、唇の内側や舌、歯ぐきや頬の内側などに発生します。
・カタル性口内炎
物理的な刺激により発症する口内炎です。たとえば歯列矯正のための器具が当たってしまったり、頬の内側を噛んでしまったりすると刺激を感じやすくなったり細菌が繁殖しやすくなって発症します。粘膜が赤く腫れて水疱ができたり、口臭トラブルが起こることもあります。
・ウイルス性口内炎
唾液などの接触感染および飛沫感染によって発症するウイルス性の口内炎もあります。性感染症(STD)が原因で起こる口内炎もこれに含まれます。また、カビの一種とされているカンジダ菌は、お口の中の常在菌のひとつですが、免疫力が下がると増殖し、「カンジダ性口内炎」と呼ばれる口内炎を発症することもあります。症状としては粘膜に小水疱がたくさん形成されます。破れてびらんが生じることもあり、発熱や強い痛みを感じることもあります。
このほかにも、アレルギー性口内炎や、ニコチン性口内炎などもあります。
◼️口内炎を予防するために
免疫力を高める生活をするために、睡眠時間をしっかり確保し、栄養バランスのとれた規則正しい生活を送りましょう。ストレスを溜め込まないように適度にリフレッシュすることも大切です。
◼️最後に
口内炎は短期間で治りますが、長期間治らないようなら、他の疾患の可能性もあります。早めに歯科医院で診てもらいましょう。