歯科衛生士ってどんな仕事？

こんにちは！中野区にある「都立家政南口歯科」です！

歯医者さんの職業には、歯科医師や歯科衛生士、歯科助手などをはじめ、歯科技工士などさまざまあります。今回の記事では、患者様も接する機会が多い「歯科衛生士」のお仕事について解説していきます。

■歯科衛生士ってどんな仕事？

歯科衛生士は、常に歯科医院にいるため、多くの方が聞いたことがある職業名で、歯科技工士よりも身近に感じると思います。とはいえ、実際に歯科衛生士が実際にどんな仕事をしているのか詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか？

歯科衛生士は簡単に言ってしまうと「口腔ケアの専門家」です。歯科衛生士が誕生したのは、昭和25年で、歯科技工士よりも歴史は少々浅いですが、地域の医療現場を支え、歯科医院でも欠かせない存在です。

■歯科衛生士の具体的なお仕事の例

歯科衛生士の仕事は主に「歯科診療（治療）および歯科医師の補助」「歯科予防の処置」「歯科保健指導」にわけられます。

歯科治療は歯科医師を中心として、チームで連帯して行われています。歯科衛生士は歯科医師の治療を補助する重要な役割を担い、治療の一部を担当します。実際に歯科医院での治療中に歯科医師の横で歯科医師に道具を渡したり、指示を受けて行動している人を目にしたことがあると思いますが、

それが歯科衛生士です。歯科治療をスムーズに行うために歯科衛生士は重要な役割を担っています。

そのほかにも、患者様と歯科医師のコミュニケーション状態にも配慮し、信頼関係を築いて安心して治療が受けられるような、精神的なサポートも担っているといえます。「歯科予防の処置」においては、プラークや汚れを除去する歯のクリーニングなどが一例です。歯が病気にならないように予防していく処置をおこなったり、歯や歯肉の状態のチェックなどを行います。そのほか、「歯科保健指導」においては、おうちでのブラッシング指導やデンタルフロスおよび歯間ブラシの正しい使用方法や、注意事項の説明なども行われます。歯科衛生士は、口腔内の衛生状態の維持や病気の予防をはじめ、治療後のメンテナンスにおいても重要な役割を担っているのです。

■活躍の場は歯科医院だけじゃない！

歯科衛生士と聞くと、病院や歯科医院にいるというイメージが強いと思いますが、口腔ケアの専門家なので、活躍の場は歯科医院だけではありません。幼稚園や保育所、保健所や市町村の保健センター、老人ホームなどの介護施設、さらには企業などでも活躍しています。お口の中の健康は歯の健康だけを守るのではなく、体の健康を守ることにもつながります。歯科衛生士は私たちの健康を守ってくれる大事な存在なのがわかりますね。

■最後に

歯科衛生士は、歯科診療の補助において歯科医師にとっても支えとなる大きな存在ですし、歯科予防や健康を守るために私たちにとっても欠かせない存在です。歯科衛生士は経験を重ねてキャリアアップもでき、活動分野が広がるため、職業としても人気があります。求人も続々増加しているそうです。歯科衛生士さんに助けられて歯科衛生士さんを目指す…なんて人もいるようです。