セラミックは特別なケアが必要なの?

こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です。

白い詰め物・被せ物、いわゆるセラミックの歯は、その美しさと耐久性から近年とても人気があります。「見た目が自然でキレイだからセラミックを選びたい」「銀歯は目立つし、再治療も心配…」
そんな理由で、保険適用外であってもセラミック治療を希望される患者さまが増えています。

しかし、「セラミックって、普通の歯と違って特別なケアが必要なの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、セラミックのお手入れのポイントをお伝えしていきます。

■セラミックの特徴とは?

✔️見た目の美しさ
セラミックは天然の歯に近い透明感や色合いを再現できるため、見た目の美しさが魅力です。
✔️プラークがつきにくい
銀歯などに比べて、セラミックは表面が非常に滑らかです。そのため、プラーク(歯垢)がつきにくく、虫歯や歯周病のリスクが低いというメリットがあります。
✔️変色・劣化しにくい
保険診療のプラスチック系の材料と違って、時間が経っても変色しにくいのも特徴です。

とはいえ、いくら優れた素材であっても、永久に完璧というわけではありません。適切なケアを怠れば、当然トラブルは起きてしまうのです。

■セラミックに「特別なケア」は必要?長持ちさせる5つのポイント

結論からいうと、セラミックだからといって特別な道具や難しいケアが必要なわけではありません。
ただし、気をつけたいポイントはいくつかあります。

1. 毎日の歯磨きは丁寧に、やさしく
プラークはつきにくいとはいえ、歯と歯ぐきの境目や、セラミックと天然歯の境目には汚れがたまりやすくなります。虫歯や歯周病を防ぐには、丁寧なブラッシングが欠かせません。硬い毛の歯ブラシでゴシゴシ磨くと、傷つける可能性もあるので、やさしく細かく磨くことを意識しましょう。

2. フロスや歯間ブラシを習慣に
歯ブラシだけでは届かない部分を、フロスや歯間ブラシでしっかりケアしましょう。

3. 噛みしめ・食いしばりに注意
セラミックは丈夫ですが、強い衝撃や持続的な力には弱い一面もあります。寝ている間の「歯ぎしり」や、日中の「食いしばり」がある方は、マウスピースを活用することでセラミックの破損リスクを下げられます。

4. 定期的な歯科医院でのメンテナンスを
セラミックのトラブルは、自覚症状が出にくいこともあります。「見た目はきれいでも、内部で虫歯が進行していた」というケースも少なくありません。歯科医院での定期的なメンテナンスやクリーニングを受けていれば、問題の早期発見・早期対処ができます。3〜6ヶ月に1度を目安に、ぜひ検診を受けてください。

■まとめ

セラミックは特別なケア用品を必要とするわけではありませんが、天然歯と同じように正しい磨き方や適度な力加減・習慣がとても大切です。治療後も毎日歯磨きをしっかり行い、歯科医院で定期的なチェックを受けることで、長持ちさせましょう。

セラミック治療が終わったあとも、ぜひ気軽に定期検診やご相談にいらしてください。セラミックの治療後も、しっかりサポートさせていただきます。

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