歯は全部で何本あるの?虫歯になりやすい場所も解説

 

こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!

みなさんは人間の歯が全部で何本あるのかを知っていますか?

 

この記事では、人間の歯に関する知識をお届けします。

 

◼️人間の歯は全部で何本ある?

子供の頃は乳歯と呼ばれる歯が生えてきますが、乳歯は一般的に6歳〜12歳頃に永久歯へとすべて生え変わります。永久歯は上下顎全部合わせて、32本あります。32本は8本の切歯、4本の犬歯、8本の小臼歯、12本の大臼歯にわけられます。さらに12本の大臼歯のうち、4本は親知らずにあたります。親知らずは生えてこない人も多く、トラブルが多いため生えてきても抜歯してしまうことが多く、大人の歯は大体、28本〜32本になります。

◼️虫歯になりやすい歯は?

臼歯は食べ物をすりつぶしたり、噛み砕いたりと重要な役割を果たしますが、虫歯になりやすい歯でもあります。特に、大臼歯は、第一大臼歯・第二大臼歯・第三大臼歯とありますが、なかでも第一大臼歯は正常な噛み合わせのためにも重要な歯といわれています。別名「6歳臼歯」とも呼ばれており、一番早く生えてくる永久歯という意味を持ちます。虫歯になりやすい歯ということをしっかり認識しておき、毎日のケアは念入りに行うことが大切です。大臼歯以外でも、ケアを怠ってしまうと虫歯になってしまいます。歯は一本でも失われると機能性に大きく響きます。「虫歯になったら治療すればいい」ではなく、「虫歯にならないように予防していく」という考えを大事にしてください。

◼️虫歯を予防するために

虫歯を予防するための基本として、食後、就寝前、就寝後の歯磨きは欠かせません。毎食後に歯磨きをするのが難しい場合は、うがいをしてお口の中をすすぐだけでも効果があります。また、歯磨きをする際は虫歯予防に効果的なフッ素が高濃度配合されているものを使用し、歯間部や溝や隙間などの磨きにくい箇所には歯間ブラシやデンタルフロスを使用するのがおすすめです。セルフケアと並行して、定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアを受けることも大切です。

◼️最後に

永久歯はその名の通り、新しく生え変わることはなく一生付き合っていく歯になります。虫歯になってしまったら元の綺麗な歯には戻りません。虫歯にならないように、セルフケアを丁寧に行い、歯科医院の定期検診にも通いましょう。