歯に関する慣用句・ことわざ集
こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!
今回は、いつもの記事とはちょっと趣旨を変えて、
歯に関係することわざや慣用句を集めてみました。
皆さんも日常的に聞く言葉や使っている言葉にもよくよく見てみると「歯」という言葉が入っていますよ。
■歯に関する慣用句・ことわざ
・歯に衣着せぬ:
思ったとおりをずけずけと言うこと
・歯牙にも掛けない:
問題にせず、無視して相手にしないこと
・歯が浮く:
軽薄な言動に接して、不快な気持ちになること
・歯が立たない:
力が違い過ぎて、(力の差がありすぎて)とてもかなわないこと
・歯の抜けたよう:
まばらで、ふぞろいであること。 あるべきものが欠けて、寂しいこと。
・歯の根が合わない:
寒さや恐ろしさのためにひどくふるえること。
・歯を噛む:
歯を噛みしめて残念がることや悔しさをこらえること。
・奥歯に剣:
敵意をいだきながらも、表面に示さないこと。
・獅子の歯がみ:
猛り怒ることのたとえ。
・目には目を、歯に歯を:
被った被害に関して、相手に対し同じ仕返しをすること。
・奥歯にものをはさむ:
言い終わらず、隠し事がありそうな様子。
・明眸皓歯 (めいぼうこうし):
瞳が澄んでいて歯が白いことや美人の形容をあらわす。
・ゴマメの歯ぎしり:
力の及ばない者が憤慨すること。
・豆腐で歯を痛める:
ありえないことのたとえ
・歯牙の間に置くに足らず:
取り上げていうほどの値打ちのないもの
・歯無しに食い残しがない:
歯の悪い人にかぎって食い意地が張っていること
・柿は歯の毒腹薬:
柿を食べると歯には悪いが腹には薬であること。 柿には糖分が多いので食べ過ぎると虫歯になるとの戒め。
・歯がゆい:
思いどおりにならずじれったい。もどかしい。
・歯止めをかける:
物事が進みすみないよう押さえること。
・奥歯にものがはさまる:
ものの言い方が率直でなく、なんとなく裏に悪意や棘が垣間見えるような気になる言い方の形容
■知識も増える!予防も忘れずに
いかがでしたか?こうして見てみると、歯という漢字が入った慣用句やことわざ、歯に関する言葉は意外と多いものですよね。日常的に使う言葉は多くはありませんが、こういった言葉を知っておくことで小説やエッセイなどに登場する言葉も理解できるようになりますよ。
言葉の勉強だけでなく、歯の予防に関する知識も身につけてしっかり予防していきましょう。おうちでのケアだけではなく、歯科医院での定期検診やクリーニングも重要ですよ。
*おうちでのケア
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスなども一緒に使うことで、より念入りにケアすることができます。歯磨きのあとにマウスウォッシュを使用するのもおすすめです。気分も爽快になってリフレッシュできます。
*歯科医院でのケア
虫歯や歯周病を引き起こす原因となるプラークの除去やフッ素の塗布、コーティングなど、おうちではできないプロフェッショナルなケアをしてもらえます。3ヶ月に1回程度通うことで予防効果も高まり、病気の早期発見早期治療にもつながります。