歯並びが悪くなる癖や習慣
こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!
歯並びが悪い状態は、不正咬合と呼ばれており、「出っ歯」「受け口」「すきっ歯」など、歯列が凸凹している状態や、上下の歯が噛み合っていない状態をさします。審美的な問題だけでなく、日常生活に支障が出てしまうことがあります。
何気なくやっていることが、歯並びを悪くする原因になっていることがあります。
■歯並びが悪くなる癖や習慣
指をしゃぶる
前歯に力がかかってしまうため、出歯になるリスクが高く、前歯が閉じなくなってしまいます。2歳までは治す必要はありませんが、お子様が2歳以降になっても指しゃぶりをしている場合は治してあげることが大切です。
口呼吸
口を開けている状態になってしまうので、お口の周りの筋肉が弱り、顎や舌の位置が下がり、正しい位置からずれてしまいます。口呼吸は不正咬合を招くだけではなく、老けて見えるなど審美的な面にも悪影響を与え、お口の中が乾燥して唾液の量が減り、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。
頬杖
頬杖をついていると手で下顎を押さえてしまうため、片側に力が加わります。すると顎の形や発達に影響してしまい、噛み合わせにも影響を与えます。特に右、左、どちらかに偏っている場合は要注意です。同じ方でばかり頬杖をついていると、顔のバランスもずれてしまいますよ。
舌癖
前歯の付け根の盛り上がっているところが舌の正しい位置です。一般的にスポットとも呼ばれますが、その正しい位置からずれ、舌で前歯やほかの特定の歯を押してしまっていると、余計な力が加わり、不正咬合を招きます。
食べ方(噛み癖)
左右均等な力で噛めるようになることは、美しい歯列を維持するうえでとても重要です。右で噛んでしまう、左で噛んでしまうなど、癖がある人は注意しましょう。
食いしばり・歯ぎしり
歯ぎしりや食いしばりによって歯に強い力がかかると歯に負担がかかり、歯列に悪影響を及ぼします。
唇や爪噛み
歯に大きな力がかかってしまい、不正咬合になるリスクを高めてしまいます。
やわらかいものだけ食べる
やわらかいものばかりを食べていると顎を使わず顎が成長せずに小さくなります。歯が正しく並ぶスペースが確保できず、歯列に悪影響を及ぼします。
当てはまっている人は今日から改善できるように気をつけましょう!