マウスピース矯正とは?

こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!

歯列矯正といえば歯の表面にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して矯正力をかけるワイヤー矯正が主流でしたが、最近では新しい矯正方法であるマウスピース矯正が人気を集めています。

■マウスピース矯正とは

患者様の歯型をとり、コンピューターでシミュレーションしながら透明のマウスピース型矯正装置を段階的に制作していきます。現状の歯の状態よりももう一段階理想の歯列状態の透明のマウスピースを歯に装着するため、そのギャップにより、ゆっくりと歯が移動していきます。数々のブランドがありますが、なかでも人気を集めているのは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したインビザラインです。

■装着時間や治療期間

マウスピースは1日20時間〜22時間以上装着します。1週間〜 2週間おきに新しい段階のマウスピースへと交換していき、歯列を整えます。治療期間には個人差がありますが、早い人で3ヶ月半、平均では2年〜2年半ほどです。

歯列の状態やお口の中の健康状態が影響するため、矯正治療開始前に行われる検査で、虫歯や歯周病が見つかった場合は、その治療が優先されることがほとんどです。ですので、虫歯や歯周病がある場合は、トータル的な治療期間は長くなります。

*保定期間が重要!

矯正力をかけて治療する矯正治療期間の後に、動かした歯を正しい位置で止めておくためにリテーナー(保定装置)と呼ばれるマウスピース型の装置をつける保定期間があります。保定期間は、治療と同等の時間か、それ以上の期間が必要になります。これを面倒だからとさぼってしまうとせっかく移動した歯が元に戻ってしまう後戻りと言われる現象が起こるので要注意です。

■マウスピース矯正のメリットデメリット

【メリット】
・透明なので見た目が気にならず周囲に気づかれにくい
・ワイヤー矯正と比較すると痛みが少ない
・取り外しができて自由度が高い
・食事制限がほとんどない
・コンピューター上でどんな流れで歯が動くのかを見ることができる

【デメリット】
・取り外しができる分、装着時間を自分で管理する必要がある
・マウスピースや口腔内の丁寧なお手入れが必要
・適応できない症例もある

気になる方はぜひ当院にご相談ください!