歯が黄色いのはなぜ?

こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です。

「毎日歯を磨いているのに、なぜか歯が黄色い…」そんな悩みを持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?歯の黄ばみにはさまざまな原因があり、対策をすることで改善することもできます。本記事では、歯が黄色くなる主な原因と、それに対する効果的な対策を詳しくご紹介します。

■歯が黄色くなる主な原因

歯の黄ばみの原因ごとに、それぞれの特徴を見ていきましょう。

①外因性の着色(ステイン)によるもの

主に飲食物や喫煙など、外部からの影響で歯の表面に色素が付着し、黄ばみやくすみが生じます。主な原因は下記のとおりです。

・飲食物による着色
コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなど、色の濃い飲食物は歯の表面に色素を沈着させます。
・喫煙
タバコに含まれるタールやニコチンは、歯の黄ばみを引き起こす大きな要因のひとつです。
・歯の磨き残し
口内の汚れが蓄積すると、黄ばみの原因になります。特に歯と歯の間や歯茎の近くは汚れが溜まりやすい部分です。

②内因性の変色によるもの

歯の内側の構造や体質による変色です。主に下記のような理由が考えられます。

・加齢による変色
年齢とともに歯の表面のエナメル質が薄くなり、内側の黄色っぽい象牙質が透けて見えるようになります。
・遺伝的な要因
歯の色は生まれつき個人差があり、生まれつき黄みを帯びた歯の色をしている方もいらっしゃいます。
・薬剤の影響
幼少期に服用した抗生物質の影響で、歯が灰色や黄色に変色することがあります。
・フッ素の過剰摂取
幼少期に過剰なフッ素を摂取すると、「斑状歯」と呼ばれる白や黄色の斑点が出ることがあります。

③虫歯や歯のダメージによるもの

虫歯や外傷によって歯の神経が死ぬと、歯が灰色っぽく変色することがあります。また、虫歯の進行段階で歯が黄色っぽく変色することもあります。

■自宅でできる歯の黄ばみ予防と改善方法

歯の黄ばみを防ぎ、白く保つためにはどのような対策をすればよいのでしょうか?

着色しやすい飲食物を控え、すぐに対処する
コーヒーや紅茶を飲んだ後は、水で口をゆすぐと着色を防ぐことができます。また、ストローを使えば、着色の原因となる飲み物が歯に触れにくくなり、着色を防ぎやすくなります。

正しい歯磨きを行う
毎日の歯磨きで着色汚れを防ぎましょう。強く磨きすぎるとエナメル質を傷つけてしまうため、優しく磨くことが大切です。

ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う
市販のホワイトニング歯磨き粉を使うことで、軽い着色を落とせます。ただし、研磨剤が強すぎると歯を傷つける恐れがあるので要注意です。

■歯科医院でできる専門的なケア

歯のクリーニング(PMTC)
歯科医院で受けられる「PMTC(歯の専門的なクリーニング)」は、歯の表面に付着したステインをしっかりと除去できます。

ホワイトニング
歯の黄ばみが気になる場合は、歯科医院でのホワイトニング治療もおすすめです。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類があり、希望に合わせて選べます。

■まとめ

歯が黄色くなる原因は、飲食物による着色、加齢、遺伝、薬の影響などさまざまです。しかし、日常的なケアや歯科医院での治療を活用することで、歯の美しさを維持・改善できます。

「歯の黄ばみが気になる…」と悩んでいる方は、歯科医院でのクリーニングやホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか?健康的で白い歯を手に入れ、自信を持って笑顔を見せられるようになりましょう!

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