歯に着色しやすい食べ物
こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!
美しい歯といえば、どんな歯をイメージしますか?綺麗に歯並びが整っていて白く清潔な歯は、顔の印象にも良い影響を与えます。歯の白さを保つためには、できるだけ歯に着色しやすい食べ物は避けるのが望ましいですよ。
■歯の着色の原因
⻭の着色の原因は、大きく分けて外因性と内因性の2つに分けられます。
外因性とは…
歯に着色しやすい成分を含む飲み物や、色の濃い食品による着色をさします。喫煙している方はタバコに含まれるヤニの着色なども含まれます。
内因性とは…
加齢や身体的要因によるものです。
この記事で紹介するのは、外因性の着色についてです。
■外因性の歯の着色は「食品の持つ色」によるものと「食品の成分」によるものがある
外因性の歯の着色は、飲み物や食べ物によるものですが、これはさらに「食品の持つ色」によるものと「食品の成分」によるものにわけられます。
*食品の持つ色によるもの
色の濃い調味料などが該当します。
【具体例】ソース、ケチャップ、しょうゆ、カレー粉、ミートソース、トマトソース、イカ墨、キムチ、焼肉、焼き鳥、鮮やかな色の飴、ガム
*「食品の成分」によるもの
ポリフェノールが含まれるものや酸性度の高いものが該当します。酸性度の高い食品は⻭の表面を溶かし、着色が定着しやすいので要注意です。
【ポリフェノールが含まれるものの具体例】コーヒー、緑茶、赤ワイン、チョコレート、ウーロン茶
※ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれていて、これが茶渋となって⻭につくとブラッシングでは落としにくくなります。
【酸性度が高いものの具体例】ブルーベリー、ラズベリー、サクランボ、ブドウ、お酢を使ったお惣菜、クエン酸などが配合されているスポーツドリンク、コーラ、白ワイン
フルーツは色も濃く酸性度が高いですが、イチゴは、リンゴ酸が含まれるため⻭を白くするとも言われています。
■歯の着色を避けるために
食べ物や飲み物の色がなるべく歯につかないようにするためには、ストローを使用したり、食後は水で口をゆすいで着色の原因物質を洗い流すようにしましょう。ただし、歯磨きは食後30分ほど経過して口の中が安定してから行ってくださいね。