口呼吸のリスクとは?

こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!

ご自身やお子さまの呼吸が口呼吸になっていませんか?人間は本来鼻呼吸が正常な呼吸状態です。

口呼吸は放置せず、改善するようにしましょう。この記事では口呼吸になってしまう原因や、放っておくリスク、改善方法をご紹介します。

■口呼吸になってしまう原因と対策

口呼吸になってしまう原因はさまざまありますが、主に下記3つに分けられると言われています。

①アレルギーなどが原因の慢性的な鼻づまり

花粉症やアレルギーなどが原因で鼻炎をはじめとした鼻の機能の不具合があると、鼻呼吸がしづらく、自然と口呼吸になってしまいます。日本人の30〜40%がアレルギー性鼻炎といわれており、こういった原因の場合は耳鼻科での治療が必要になります。

②口周りの筋力の発達不足

昔と比べると現代では柔らかいものを好んで食べる傾向があります。柔らかいものばかりを食べていると噛む力が必要なくなるため、口周りの筋肉の発達が不十分になり、唇を閉じるために必要となる筋力も低下してしまいます。唇を閉じる力が弱くなるとぽかんと口を開いている状態が続き、口呼吸になってしまいます。あいうべ体操などを行い、口周りの筋肉を強化することで改善が期待できます。

③不正咬合によるもの

不正咬合の種類によっては歯並びの悪さが原因となり、お口を閉じにくくなるケースもあります。②の理由と同様に唇を閉じにくくなるため、ぽかん口になり口呼吸を誘発してしまいます。不正咬合が原因の場合は歯列矯正治療を行うことで改善が見込めます。

■口呼吸を放っておくとどうなる?

口呼吸を放置してしまうということは、同時に唾液の分泌量が減ってしまうということでもあります。口呼吸を放置してしまうと下記のようなリスクがあります。

・お口の中が乾燥する

・歯並びが悪くなる

・風邪や流行りのウイルスに感染しやすくなる

・顔立ちに悪影響を与える

・虫歯や歯周病になりやすくなる

◼️最後に

口呼吸になってしまう原因はさまざまですが、鼻呼吸を促すために口のつけるテープなどを活用するのもおすすめです。原因が自力で治せないものの場合は治療して改善するのが良いでしょう。