冷たい物が歯にしみたら・・・

冷たい物が歯にしみたら・・・

●知覚過敏とは?
むし歯が無いのに、歯ブラシの毛先で歯がしみたり、冷たいもの、甘いもの等で歯に痛みを感じたりすることがあります。
これが知覚過敏です。

●知覚過敏の治療はどうしたら良い?
軽度な場合は、知覚過敏用の歯磨き粉を使用して治る事もありますが、歯科医院にて原因を調べてもらいましょう。

●知覚過敏の主な2つの原因

エナメル質は歯の外側、表面を覆う硬い組織です。時間の経過と共に摩耗することで、内側の象牙質が露出してしまうことがあり、これが知覚過敏症状の原因になることがあります。
内側の象牙質が露出する主な原因は以下の2つです。

①エナメル質の摩耗・・・過度な歯磨き、歯ぎしり、酸蝕歯 (さんしょくし)
②歯ぐきの後退・・・過度な歯磨き、歯周病、加齢

上記原因の中で「酸蝕歯」は自身で対策をする事が可能です。
エナメル質はpH5.5程度(酸性)から溶け始めますが、食べ物や飲み物の多くは酸性です。
炭酸飲料やスポーツドリンク、フルーツジュース等を摂取する頻度を見直すことで「酸蝕歯」になりにくい環境を作ることが可能です。
※水のPHは7です。