【歯が関係する病気「心臓病」】

歯周病と心臓病は密接な関係にあります。
歯周病菌は歯肉から血管を通って心臓にも移動し、血管壁に炎症を起こします。
すると炎症部分が動脈硬化を起こし、狭心症や心筋梗塞の引き金となるのです。
動脈硬化症や大動脈瘤にかかった細胞を検査すると、多くの歯周病関連菌が検出されます。

<歯周病の自覚症状>

歯周病になると次のような症状がみられます。
とくに最後の3つの症状のうち1つでもあてはまる場合には、悪化している可能性があります。
早めに歯科で検査を受けましょう。

・朝起きたとき、口のなかがネバネバする
・食べ物が歯のあいだによくはさまる
・冷たい飲み物や冷たい空気が、歯肉にしみる
・歯肉がはれ、うずくことがある
・口臭がする
・歯磨きので出血する
・固いものを噛むと出血する
・歯肉が赤黒く固いものが噛みにくい
・歯肉がぶよぶよして押すと血やウミが出る
・ぐらぐらしている歯がある