スポーツと歯の関係性
こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!
今回はスポーツをするのにも歯が大切というお話をしていきます。
■歯と運動の関係
歯並びや歯の噛み合わせがよくないと、顎や頭の位置が安定せず、体のバランスがずれることで、運動能力が低下すると言われています。体自体のバランスが崩れてしまうので、姿勢も安定せず、そのまま競技を続けることで、怪我の原因にもなってしまいます。
さらに歯並びや噛み合わせが悪くて顎の位置がずれていると、上手に力が伝わらず、本来の力が発揮できないということもあります。歯の噛み合わせとスポーツをしている時の咬み合わせは、スポーツ全体の約7割の種目でパフォーマンスに関わってくると考えられているようです。噛み合わせの力が弱いと動作に時間がかかってしまい、噛み合わせの面積が広いと、体のふらつきが少ないと言われています。適切な顎の位置になるように歯並びや噛み合わせを整え、マウスピースなどを使用して位置を安定させることで、本来の力が発揮できるようになるそうです。
■虫歯や噛み合わせと運動能力の関係
虫歯と運動能力にも関連性があるという調査結果もあります。実際に、運動能力に優れたアスリートの方々は虫歯や歯周病などのお口の中のトラブルを抱えている方は少ないようです。虫歯が噛み合わせに影響することで、体の重心を狂わせているとも考えられています。体の重心は顎の位置と密接に関係しているため、冒頭でもお話したように、噛みあわせなどに問題があると顎の位置がずれてきてしまうことがあります。ゴルフで飛距離がでない、球が曲がってしまう、水泳の息つぎが左右どちらかに偏ってしまうなど、これらは体の左右のアンバランスが要因のひとつと言われていますが、そこには歯の状態も関連がある場合があるようです。
虫歯がないことや、歯の噛み合わせが整っていることは、運動能力に必要なバランスや能力を十分に発揮するために重要な要素といえます。
■まとめ
歯の健康やお口の中の健康を維持していくことは、体全体の健康にも多くのメリットをもたらします。スポーツをしている方は特に、スポーツをするときのマウスピースも検討し、自分の力を存分に発揮できる口内環境を整えるのがおすすめです。
虫歯を予防することは歯の健康を守るうえでとても大切です。日頃の丁寧なケアに加えて、歯科医院でのクリーニングや健診もしっかり受けるようにしましょう。