夜更かしは虫歯にも大敵!? 

こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です。

虫歯を予防するための方法といえば多くの方が歯磨きをイメージすると思います。もちろん虫歯をはじめとした歯科疾患を予防するためには、歯磨きは非常に重要な要素です。

しかし実は夜ふかしなどの生活習慣も虫歯と関係があるのです。この記事では、夜更かしと虫歯の関連性についてお話しします。

■夜更かしは虫歯に影響する?

不規則な生活習慣は虫歯のリスクと深い関連性があるといわれており、夜更かしもそのひとつです。実際に就寝時間が遅い子供や夕食時間が定まっておらずバラバラな子供はそうでない場合と比べて虫歯の本数が多いという研究結果も出ています。(2019年北海道大学などの研究による調査結果)夜更かしなどにより夜型の生活になると虫歯のリスクも高くなるので注意が必要です。

■なぜ夜更かしが虫歯のリスクを高める?

虫歯との関連性が強いといわれる理由は、夜更かしが続くと生活習慣が乱れて血圧や体内リズム、体温をはじめとした身体機能に影響を与え、唾液の分泌量にも影響を及ぼすためだとされています。唾液の分泌量が減少すると唾液が持つ働きを得られず、細菌が繁殖しやすくなり虫歯のリスクが高まります。

■健康な生活を送るためにも生活習慣の改善は重要

生活習慣を整えることで虫歯のリスクも軽減できると考えられますが、生活習慣が整うことによるメリットはそれだけではありません。生活習慣が整うことで、気分の落ち込みも少なくなり、免疫機能も正常に働きます。歯だけでなく、全身の健康を守るためにも整った生活習慣を意識することが非常に重要です。早寝早起きを心がけ、栄養バランスのとれた食事を摂るようにしましょう。

■最後に

虫歯を予防していくためには、あらゆる要素を整えてバランスをとって並行していくことが大切です。生活習慣を改善しつつ、セルフケアも正しく行いましょう。また、磨き残しなどを放置しないようにするためにも歯科医院でクリーニングや歯石除去、フッ素塗布などの処置を受けることも重要です。