当院は「かかりつけ歯科機能強化型診療所」です。

●かかりつけ歯科機能強化型診療所とは?
厚生労働省が平成28年に定めた認定制度で、生涯にわたってむし歯や歯周病等の歯科疾患の重症化を予防することを目的としています。
かりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)は認可要件が厳しく、後述の施設基準を満たし認可を受けているのは全国の歯科医院のうち約10%です(平成29年4月時点)。

●将来、歯を失わないために 〜予防先進国スウェーデンの例~
スウェーデンは、世界で最も予防が進んでいる国の1つですが、1960年代には、多くの国民がむし歯や歯周病にかかっていました。
そのため、1970年代より国家戦略として、定期的なメンテナンスとホームケアの指導をした結果、小児のむし歯、及び大人のむし歯や歯周病の罹患率が減りました。

厚生労働省による平成29年度歯科疾患実態調査によると、80歳時点での残存歯数は、スウェーデンでは21.1本に対し、日本は13.0本と約8本も差がありました。

スウェーデンでは、小児期から継続して定期的に歯科を受診して予防を行っており、その結果、高齢になっても多くの国民が80歳で20本以上の歯を残すことができています。

一方、日本では、「歯医者は痛くなってから行くところ」と考える方がいまだに多く、その結果、むし歯や歯周病になり、多くの歯を失っていると考えられます。

生涯にわたりご自身の歯でおいしく食べ、健康寿命を少しでも延伸するためには、メインテナンスがとても大切となります。

●かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)認定医院のメリット

①むし歯の重症化予防のためのフッ素を塗布を「毎月保険適用」で受けていただけます。
※か強診に認定されていない医院では、3か月に一度しか保険の適用が認められていません。

②歯周病検査や歯石の除去・クリーニングを「毎月保険適用」で受けていただけます。
※ か強診に認定されていない医院では、3か月に一度しか保険の適用が認められていません。