歯ブラシを交換するタイミングは?
こんにちは!中野区にある「都立家政南口歯科」です!
みなさんはどのくらいの頻度で歯ブラシを変えていますか?この記事では、歯ブラシの交換をする目安やポイントについて解説していきます。
■交換する目安は1~1.5ヶ月
日々使用している歯ブラシを交換する時期の目安は1~1.5ヶ月が正しいといわれています。大体の人が朝昼晩と歯磨きを行うため、1日3回以上は歯ブラシを使用するので、定期的に交換することが大切ですよ。
■交換するタイミングの見極め方
歯ブラシを後ろから見たときに、毛先が歯ブラシの頭からはみ出してみえる時は交換するようにしましょう。新しいブラシが1〜2週間で広がってしまう方は歯磨きしているときの力が強い可能性があるので、優しく磨くことを意識してみましょう。力が強いと歯や歯茎を傷つけてしまう恐れもあるので要注意ですよ。
■同じ歯ブラシを使い続けるとどうなる?
・虫歯、歯周病になるリスクが高くなる
使い続けて毛先の開いた歯ブラシで磨くと汚れを落としきれず、汚れが残って蓄積されてしまいます。毎日磨いていても虫歯や歯周病になるリスクが高くなりますよ。毛先が広がってしまった歯ブラシは、歯垢除去率が20%〜最大40%も下がるともいわれていますよ。
・細菌が増殖してしまう
お口の中には常在菌が存在しています。毎日歯磨きをおこなっている歯ブラシの毛先には菌がたくさん付着してしまうため、古くなった歯ブラシには特に菌が多くなってしまいます。保管が正しくてもヘッドの部分は汚れていることを覚えておきましょう。
・歯茎や歯を傷つけやすくなる
新しい歯ブラシの毛先には弾力性がありますが、古い歯ブラシは毛先が広がり、弾力性が失われているので、歯茎や歯を傷つけてしまう可能性があります。冷たいものがしみてしまうという方は古い歯ブラシで歯茎や歯を傷つけている可能性があります。
■歯ブラシの保管方法
歯を磨いた後は、菌や汚れを落とすために歯ブラシを十分に水洗いしましょう。また、歯ブラシの毛先に水分が残っているとカビや雑菌が繁殖してしまう原因になるため、乾燥させて保管することも大切です。風通しの良い場所でヘッドを上にして保管しましょう。
■最後に
使用している歯ブラシの毛の硬さや歯磨きの方法によりどのくらいで毛先が広がってくるかも変わってきます。 毎日歯ブラシを見て、交換タイミングを見極めましょう。